建物はもちろん、環境にも優しい!

まず、建物の壁面緑化を実施することで酸性雨や紫外線などから建物を守り、耐久性の向上に役立てることができます。ある大手ハウスメーカーの調査では、緑化された壁面コンクリート部分について、20年近く経過してもほとんど劣化が進んでいないことが判明しています。また、建物の壁面緑化は地球温暖化対策でも大いに期待されています。例えば、都市部などで異常に気温が高くなるヒートアイランド現象への対策もその1つです。都市部ではアスファルトやコンクリート等の人工被覆が多いため、日中に吸収した熱が夜間でも放出されにくく、表面温度が高止まりする傾向があります。しかし、ビルや商業施設などにおいてできるだけ壁面緑化を推進することで、ヒートアイランド現象を軽減することが可能です。

壁面緑化によるもう1つの環境への期待が大気汚染への対策です。工業地帯や自動車による排煙が集まりやすいエリアでは空気の汚染が深刻です。この点、汚れた二酸化炭素を吸収し、新鮮な酸素を空中に放出する壁面緑化によって、着実に大気の正常化を目指すことができます。ある都市再開発企業と県立大学の合同調査では、100平方メートルほどの壁面緑化によって、1年間で最大350kgの二酸化炭素を取り込めるとしています。

集客力やブランド力のアップも期待できる!

商業施設などを壁面緑化することで、店舗全体のイメージUPや宣伝効果に役立てることが可能です。ある大手の都市開発企業の調査では、商業施設の緑化によって来店したお客様の内9割が30分以上の滞在時間となり、さらにリピーター率も6割に達したことが判っています。緑化空間の存在がコミュニティを形成し、集客力を促進していることがここから伺えるでしょう。

以前はある特定の素材で出来た壁でないと外壁を傷める事になった壁面緑化ですが、現在では専用のポットなどが開発されてどこでも簡単に行う事が出来るようになっています。